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【葬儀の種類】代表的な3つの葬儀&人気と注目度が高い2つの葬儀

一口に葬儀といっても、日本には実にさまざまな種類の葬儀があります。また葬儀の種類によって、かかる費用もさまざまです。

そこで今日は日本の代表的な3つの葬儀と、その次に人気や注目度の高い葬儀の種類を2つご紹介します。葬儀にまつわる希望を書き出す際にも役立ちますので、終活中の人は参考にしてみてください。

 

日本における代表的な葬儀は3種類

数ある種類の中でも、日本で特に選ばれることが多い葬儀は次の3つです。

  1. 一般葬
  2. 家族葬・密葬
  3. 一日葬

一般葬とは、いわゆる一般的な葬儀のこと。通夜の後に葬儀を行い、その後に告別式→火葬・骨上(こつあげ)と進みます。

家族葬は、密葬とも呼ばれる形式です。その名の通り、家族や親しい間柄だった人だけで執り行う葬儀を指します。流れは一般葬と同じです。

そして一日葬は、その日のうちに全ての工程が終了する葬儀のことを指します。一般葬や家族葬と流れは同じですが、通夜は行いません。そのため葬儀を1日で終わらせられるのです。ワンデーセレモニーとも呼びます。

これらの葬儀にかかる費用については、こちらの記事を参考にしてみてください。

葬儀にかかる費用の平均金額と相場&内訳ごとに見た費用相場

 

次に人気・注目度の高い葬儀2選

ここからは先ほどご紹介した3種類に次いで人気のある葬儀と、ここ数年で特に注目が集まっている葬儀を1種類ずつご紹介します。

その1.直葬(火葬式)

直葬は、先ほどご紹介した3つの葬儀に次いで選ばれることが多い葬儀です(※1)。

通夜や告別式、葬儀などを行わず火葬のみを行うことから、直葬は火葬式や荼毘(だび)とも呼ばれます。火葬のみを行うとはいえ、火葬の前に時間を作ってお別れをすることも、お坊さんにお経を読んでもらうことも可能です。

また日本では、亡くなってからの24時間以内は火葬できないことが法律により定められています(※2)。そのため死後24時間は、自宅や斎場などで遺体を安置しなければいけません。

安置する場所や搬送のタイミングなどについては、葬儀社に相談してみるとよいでしょう。

直葬は火葬しか行わないため、葬儀の費用や飲食代、接待費などが不要です。そのため直葬は「葬儀にかける時間と費用を最小限に抑えたい」と考える人に人気があります。

直葬の費用相場は、10万円前後~30万円前後です。

なお葬儀社のプランによってサービス内容は異なりますので、できれば1社だけでなく複数の会社を比較してみるとよいですね。

その2.自由葬(無宗教葬)

ここ数年で注目度が高まっている葬儀といえば、自由葬は外せないでしょう。

自由葬とは、その名の通り葬儀の内容を自由に選べる葬儀のことです。日本の葬儀といえば焼香や読経を思い浮かべる人が多いと思いますが、自由葬では焼香や読経を行う必要がありません。

その代わりに、自由葬では故人の希望に添う形で

  • 黙とう
  • 献花
  • 手紙の音読
  • 楽器の生演奏
  • スライドショーの紹介

などを行うケースが多いようです。

宗教の流儀を用いないことから、無宗教葬とも呼ばれます。とはいえ自由葬は自由に内容を選べる形式ですので、希望すれば焼香や読経を取り入れる形も可能です。

仮にお坊さんを呼ばないとすれば寺院へのお礼が不要となるため、葬儀の費用を大幅に削減できます。お礼の金額は寺院や地域によっても異なりますが、平均すると相場は20万円~30万円ほどです。

この金額を支払うかどうかでかなり費用に差が生まれますので、葬儀の費用を抑えたいのであれば自由葬はメリットが大きいといえるのではないでしょうか。

ただ菩提寺(※)との付き合いがある場合や、菩提寺へ納骨する予定がある場合には注意しなければいけません。場合によっては菩提寺に納骨させてもらえなかったり、戒名をつけてもらえなかったりする可能性があります。

※菩提寺……先祖代々のお墓を置いてあるお寺のこと

またいくら自由だからといってあれもこれもと欲張りすぎると、予算をオーバーする可能性があります。

何でも自由に決められるからこそ、自由葬には相場がありません。費用を抑えたいと考えるなら、予算については事前に葬儀社へ相談しておくことをおすすめします。

 

まとめ

今日は日本の代表的な3つの葬儀と、次に人気や注目度の高い葬儀の種類を2つご紹介しました。

家族葬なら、一般葬よりも葬儀の内容を自由に決められます。葬儀の費用を抑えて自由に執り行いたい場合には、ぜひ家族葬も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

家族葬の詳細については、こちらを参考にしてみてください。

家族葬のメリット・デメリットを解説!費用を抑えたいなら家族葬?

【参考データ】