デイサービス・デイケアの利用方法｜申込みに必要なこと・申込みから利用までの流れ

デイサービスやデイケアは在宅介護をするうえで非常に心強い存在です。しかし、申込みの手続きが面倒そうで利用できていないという方もいらっしゃると思います。

結論から言うと、手続きはケアマネージャーさんを通して行われるので面倒なことはほぼありません。申込者がすべきことと申込みから利用までの流れを知っておくと、申込みに対するハードルがぐっと低くなるはずです。

今日はデイサービス・デイケアの申込みに必要なこと、デイケアの申込みから利用までの流れ、デイサービスの申込みから利用までの流れをご紹介します。

1デイサービス・デイケアの申込みに必要なこと

デイサービス・デイケアの利用対象者は、要介護認定での介護レベルによって決められています。施設を利用したい方は、要介護認定を受け対象となる介護レベルかを確認しましょう。

対象とならない介護レベルでも利用できる施設はありますが、介護保険は使えず10割負担となります。

介護保険を使うことができる利用対象者

デイサービス：要介護1～5の方

デイケア：要支援1・2、要介護1～5の方

要介護認定の申請や調査は無料で行われます。申請してから結果通知までは約1ヶ月かかるため、前もって準備しておきましょう。申請窓口は介護を受ける人が住んでいる市町村役場です。

デイケアでは施設利用の申込みがあると、自分たちの施設でのリハビリなどがその人にとって身体的負担にならないかを医学的に判断する会議が行われます。その判断に必要なのが健康診断書（または、診療情報提供書）です。

健康診断書（または、診療情報提供書）は、病院やクリニックを受診して作成を依頼します。検査結果が出るまでの日数や書類作成の時間もあるため、依頼してから書類をもらえるまで1～2週間程度かかります。

また、健康診断書は発行してから3ヶ月が有効期間です。それ以上の日数が経ってしまうと、身体の状態が変化している可能性があるためです。適切な時期に依頼して、有効期間内に提出できるようにしましょう。

まずは、デイケアを利用したいことをケアマネージャーに相談しましょう。利用開始まで施設の見学や申込みなどはケアマネージャーを通して行われます。

申込む前に必ず施設を見学しましょう。「希望条件（通う目的、食事、入浴、など）（※）」をまとめておくと見学する施設を絞ることができ、スムーズに選ぶことができます。

また、見学の際には「見学時のチェックポイント（※）」をもとに見学してみましょう。

※「希望条件（通う目的、食事、入浴、など）」「見学時のチェックポイント」は、別記事『デイサービス・デイケアの選び方｜希望条件のポイントと見学時のチェックポイント』に掲載しています。

病院・クリニックへ行き、主治医に健康診断書（または、診療情報提供書）の作成依頼をします。

ケアマネージャーから書類提出を受けた後、デイケアでは判定会議が行われます。施設の利用が申込者の身体的負担にならないか、施設の空き状況はどうか、など様々な面から総合的に判定が行われます。

判定議会で利用可能の判断が出されると、契約を結びます。契約後はケアマネージャーがケアプランを作成します。

いよいよ利用開始です。

デイサービスを利用したいことをケアマネージャーに相談しましょう。利用開始まで施設の見学や申込みなどはケアマネージャーを通して行われます。

また、見学の際には「見学時のチェックポイント（※）」をもとに見学してみましょう。

ケアマネージャーを通して契約が結ばれます。契約後、ケアマネージャーがケアプランを作成します。

施設によっては契約前に面談があります。また、申込み者の希望があれば1日体験利用をさせてくれる施設もあります。

いよいよ利用開始です。

今日はデイサービス・デイケアの申込みに必要なこと、デイケアの申込みから利用までの流れ、デイサービスの申込みから利用までの流れをお伝えしました。

デイサービス・デイケアを利用したい方は気軽にケアマネージャーさんに相談してみましょう。手続きや施設見学の相談のほか、利用者や家族の状況を総合的に判断して施設利用のアドバイスもしてくれます。