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いつから始めるのがベスト?終活を始める年代別メリット・デメリット

いつか終活を始めようとは思っているけど、いつ始めればいいんだろう? と思う人もいるのではないでしょうか。以前に別コラムでもお伝えしたように、終活を始める時期に早いも遅いもありません。ただ、始める年代によって得られるメリットやデメリットに違いがあるのは事実です。

そこで、今日は終活を始める年代別にメリットとデメリットを紹介します。終活を始める時期について迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

終活を始める年代別メリット・デメリット

終活全般について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

終活の基本【1】終活の定義・始めるべきタイミング・進め方

 

では早速、終活を始める年代によって得られるメリットや、反対にデメリットと考えられることを紹介します。

 

70代以上で終活を始めるメリット・デメリット

まず紹介するのは、70代以上で終活を始めるメリット・デメリットです。

70代で終活を始める場合のメリットとしては、終活にじっくり取り組めることが考えられます。というのも、日本では60代に定年を迎える人が多いため、60代までに比べると70代以上の人は時間を自由に使えるからです。

終活は自分と向き合う時間が多く、片手間で進められるものではありません。終活に多くの時間を割けるのは、70代以上で終活を始める上で大きなメリットとなるでしょう。

反対にデメリットとして考えられるのは、若い頃に比べると行動力が劣ることです。

残念ながら、50代、60代、70代と年齢を重ねていくごとに体力や気力が少しずつ低下します。中にはパワフルに動き回る70代もいますが、それでも若い頃に比べると「衰えたな」と感じる人は少なくないでしょう。

終活においても自分で動かなければいけないことは多いですから、若いうちに始められるのであれば若いうちから始めておくことが望ましいと考えられます。

 

60代で終活を始めるメリット・デメリット

60代で終活を始める場合のメリットとしては、残りの人生で「できること」と「できないこと」をリアルに想像できることが考えられます。

別コラムでもお伝えしたように、終活とは決して死後に備えるためだけのものではありません。自分の人生についてしっかりと向き合うことも、終活の大切な意義です。

「できること」と「できないこと」の判断は、今後の人生について考える上で必要なスキルだと考えられます。というのも、現実的に考えて「できること」を判断できなければ、せっかく計画しても実行できず、結局は残念な思いを心に残すことにもなりかねないからです。

若いときとは違い、60代になればあらゆる物事について自分への向き不向き、予算や危険性などをある程度は想像できます。今後の人生で実現可能なことを的確に取捨選択できるのは、60代ならではの強みだといえるでしょう。

一方、60代で終活を始めるデメリットとしては、まだ高齢者ともいえない年齢のため、終活に対する同意を家族から得にくいことです。

終活を始めたいと家族に告げたときに、「まだ早い」や「悲しくなるからやめて」といったことを言われるケースは少なくありません。しかし、終活を進める上で家族との話し合いが必要になる場面は少なからずあるハズです。

もしどうしても話し合いをしたくないと家族から言われたら、少しずつ理解してもらえるように話を進めつつ、自分の意思をまとめた終活ノート(エンディングノート)だけは用意しておきましょう。

 

40~50代で終活を始めるメリット・デメリット

続いて紹介するのは、40~50代で終活を始める場合のメリットとデメリットです。

40~50代といえば、バリバリの現役世代ですね。「終活なんてまだまだ先の話」と思う人や、「そんなことに費やせる時間はない」などと思う人もいることでしょう。

しかし、40~50代だからこそ得られる終活のメリットがあります。それは、「したい」と思ったことをすぐに実行できるだけの体力と気力があることです。

断捨離をはじめ、新しいことを始めたり人間関係を整理したりと、終活には体力と気力を要することがたくさんあります。「思い立ったが吉日」とはいうものの、やはり年齢には勝てないと諦めてしまうこともあるでしょう。

そう考えると、1つでもやり残したことを防ぐためにも、終活は体力と気力に余裕のあるうちに始めるのがベストだといえますね。

反対に、40~50代で終活を始めるデメリットとしては老後の生活を想像しにくい点が挙げられます。ただ、まだ現役だからこそ老後の理想をかなえるために今から準備を始められることは、逆にメリットといえるかもしれません。

もしあなたがまだ若い年代なのであれば、ぜひ体力や気力のある今のうちに終活を始めるのがオススメですよ。

 

20~30代で終活を始めるメリット・デメリット

最後に紹介するのは、20~30代で終活を始めるメリットとデメリットです。

実際のところ、こんなに若いうちから終活を始める人は多くありません。しかし、20代や30代から少しずつ終活を始めておくことには大きなメリットがあります。

最大のメリットとして考えられるのは、自分の人生を長い目で考えられることです。

目先のことだけでなく10年後、20年後の人生について考える人は、そうでない人よりも目標を達成しやすいといわれています。いわゆる人生設計(ライフプラン)ですね。

反対に、終末に向けての活動と聞いてもピンとこないことは、20~30代で終活を始める最大のデメリットだと考えられます。

しかし、世の中には若くしてこの世を去ってしまう人も少なからず存在していることは事実です。そう考えると、まだ若いからといって残りの人生や死後について考える必要がないとは言い切れませんよね。

「もし自分に何かがあって亡くなってしまったら」と、考えてみてください。まだ若いからこそ、両親や家族、友達は心の準備ができず、余計に悲しませてしまう可能性が考えられます。

また、こうして自分の死について考えることで、日頃から感謝の気持ちや愛する気持ちを伝えるべき相手に伝えたり、悔いのない人生を送るために努力したりできるのではないでしょうか。これも、20~30代で終活を始めるメリットの1つです。

実際に病気や事故をしてからでは終活ノート(エンディングノート)を用意するのは難しいですから、ぜひ元気なうちに用意しておきましょう。

 

 

まとめ

今日は、終活を始める年代別にメリットとデメリットを紹介しました。

繰り返しますが、終活を始めるタイミングに早いも遅いもありません。「いつか始めよう」と思っているうちにそのときが来てしまう可能性もありますので、ぜひ今日から始めてみてください。