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終活の「やることリスト」に加えるべき項目とオススメの手順

いざ終活を始めようと思っても、何から始めればいいのか分からなくなってしまう人は少なくありません。終活をスムーズに進めるためには、「やることリスト」の作成が必要です。

今日は、終活ですべきことを順にまとめた「やることリスト」の作成方法を紹介します。加えるべき項目とオススメの手順を具体的にお伝えしますので、これから終活を始める人は参考にしてみてください。

 

まずは終活ノートを用意しよう

終活の「やることリスト」を作るなら、まずは終活ノート(エンディングノート)の用意が必要です。

用意するのは、ごく一般的な、いわゆる「大学ノート」と呼ばれるノートで構いません。お好きなキャラクターが描かれたかわいいノートや、ルーズリーフとバインダーをセットで購入して使うのもよいでしょう。

スケジュール帳で代用するのもよいですし、自宅にあるものを使ってもOKです。市販の終活ノートを購入したり、スマホで手軽に進められる終活アプリをダウンロードしたりするといった方法もあります。

いずれにしても、自分が「整理しやすい」と思えるものや、「気分が乗りやすい」と思えるものを使うことが大切です。

また、以前『終活の基本【1】終活の定義・始めるべきタイミング・進め方』でも紹介したように、できれば終活ノートは2つ用意することをオススメします。1冊は自分が終活を進めるためのノート、もう1冊は家族や親戚などに宛てて残すためのノートです。

1冊は「自分が使いやすいノート」を、もう1冊は「宛てる相手が読みやすいノート」を用意するとよいでしょう。
「終活でやることリスト」をノートに記入しよう
ノートを用意したら、いよいよ今度は「やることリスト」の記入を始めます。

ここで使うのは、自分用に用意したノートです。家族や親戚に宛てて書くノートは後で使いますので、ひとまず置いておきましょう。

ノートを開いたら、好きなページに「終活でやること」といったタイトルを書きます。そのページに自分が終活で必要だと思うことをリスト形式にして書き出せば、リストの完成です。

 

「終活でやることリスト」に加えるべき項目とオススメの順番

「終活でやることリスト」には、何をどんな順番で書き出すとよいのでしょうか。書き加えてほしい項目を進めるべき順番に紹介しますので、参考にしてみてください。

1.これまでの人生について考える

リストの1つ目に書いてほしい項目は、「これまでの人生について考える」です。

終活と聞くと、死にまつわるさまざまな手続きから考え始めるイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、終活において最も大切にしてほしいのは、自分の人生を見つめ直すことです。

これまでの人生で「やり残した」と思うことや、反対に「もっとしたかった」と思うことなどがないかをじっくり考えるために、1つ目の項目には「これまでの人生について考える」をぜひ加えてほしいと思います。

人生年表を作成してみるのもよいでしょう。

エンディングノートを作るなら人生年表の作り方もチェックしよう

 

2.これからの人生について考える

リストの2つ目に加えてほしい項目は、「これからの人生について考える」です。

1つ目の項目で過去と現在を振り返ったら、そこで感じたことや思い出したことを基に、今度は未来について考えます。

これからの人生をより豊かなものにするためにも、この2つは終活を始める最初のステップとしてぜひ実践してほしい項目です。

 

3.生前整理をする

終活において欠かせない作業の1つが、生前整理です。

生前整理とは、身の回りのあらゆるものを元気なうちに整理しておくこと。家具や衣類だけでなく、書類や食品などのこまごましたものから預金や不動産といった資産、人間関係など、あらゆるものを整理するのが、生前整理です。

終活の生前整理には体力と精神力が必要ですので、なるべく早い段階で取りかかることをオススメします。ほかに優先したいことがなければ、やることリストの3つ目に加えておきましょう。

生前整理の具体的な手順については、こちらを参考にしてみてください。

終活の第一歩!生前整理・断捨離で押さえるべき5つのポイント

 

4.もしものときについて考える

生前整理の次に加えてほしい項目が、「もしものときについて考える」です。

もしものときとは、
● 急な病気やケガをしたとき
● 寝たきりになったとき
● 認知症になったとき
などを指します。

誰が世話をしてくれるのか、そのときに役立つことは何か、終末期医療についてどう考えてほしいか、などなど、もしものときについて細かく考えておくことは終活において大切な手順の1つです。

 

5.葬儀・お墓・相続にまつわる希望をまとめる

自分がこの世を去った後に家族や親戚の負担を減らすためにも、葬儀やお墓、相続にまつわる希望は終活ノートにぜひ記しておきましょう。

そのために必要なのが、まずは自分で自分の考えをまとめる作業です。納得のいく答えが出たら、今度は家族や親戚に宛ててノートに書き、残しておきます。

 

6.家族や親戚に宛ててもう1冊の終活ノートを書く

5つ目の項目で自分の希望をまとめたら、次に必要となるのが相続の準備です。

ただ、そうはいっても相続の準備には時間がかかりますので、まずはここまでに洗い出したことをノートにまとめておきましょう。

この項目では、もしものときに家族が困らないよう
● 大切な書類や印鑑の保管場所
● 預金残高のある銀行
● 何かあったときに連絡してほしい相手と連絡先
などを書き記します。

ノートとは別に、個々に宛てた手紙やビデオレター(動画)などを用意するのもよいですね。

終活の基本【2】エンディングノートとは?遺言との違い

 

7.相続の準備・勉強

終活でやることリストの最終項目は、「相続の準備」です。

相続する資産を洗い出し、誰にどんな割合で相続したいのかをしっかりと示すために遺言書を作成します。遺言書を作る際には相続に関する知識も必要になりますので、学ぶ時間が必要なことも、この項目に書いておきましょう。

 

 

まとめ

今日は、終活の「やることリスト」に加えるべき項目とオススメの手順をお伝えしました。

同じ終活でも、年齢や生活環境、家族構成などによって優先順位が異なるかもしれません。終活の進め方に決まったルールはありませんので、自分にとって大切だと思うことや、手をつけやすいことから始めるのがオススメです。

まずは、次の週末あたりに終活用のノートを探すところから始めてみませんか?