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終活の第一歩!生前整理・断捨離で押さえるべき5つのポイント

生前整理でポイントとなるのは、どう断捨離(だんしゃり)をするかです。断捨離とは、その名の通り、不要なものを断つ・捨てる・離すという意味を持つ言葉。流行が始まって10年以上がたった今、断捨離と整理整頓は切っても切れないものとなりました。

そこで、今回は終活における生前整理と断捨離について、押さえるべきポイントを5つ紹介します。断捨離をしたことがある人もしたことがない人も、終活で生前整理をするならぜひ参考にしてみてください。

 

終活における生前整理・断捨離のポイントを4つ紹介

では早速、終活における生前整理と断捨離のポイントを1つ目から順に見てみましょう。

ポイント1.終活ノート(エンディングノート)を活用する

1つ目のポイントは、終活ノート(エンディングノート)を活用することです。

せっかく終活用のノートを用意したのであれば、ぜひ生前整理にも活用してください。

終活ノートを生前整理に活用するときは、まず断捨離や整理が必要だと思う事柄について書き出すのがオススメです。

たとえば、「食器」「洋服」などと品名を書き出すのもよいですし、「キッチン」「押し入れ」などと整理が必要だと思う場所を書き出すのもよいですね。

また、断捨離を進める中でどうしても残しておきたい物があり、できればそれを持って旅立ちたいと思う場合、「これをひつぎに入れてほしい」と終活ノートに書いておくことでいざというときに家族が迷いません。

反対に、自分がこの世を去った後も家族に持っていてほしい物や、自分がこの世を去ったら遠慮せずに処分してほしいと思う物についても、終活ノートに書き記しておくと残された家族は助かります。

なお、終活を進めるために活用する終活ノートと家族に宛てて残すための終活ノートは、別々に用意をするのがオススメです。ノートを1冊しか用意していない人は、ぜひもう1冊、別でノートを用意しましょう。

終活の基本【2】エンディングノートとは?遺言との違い

 

ポイント2.手をつけやすいところから始める

2つ目のポイントは、手をつけやすいところから始めることです。

たとえば、思い出の品から手をつけ始めるとなかなか断捨離を進められない可能性があります。そこでオススメなのが、げた箱やキッチンから断捨離を始めること。

この1年で1回も使わなかった物があれば、おそらく次の1年でも出番はありません。そういった判断をしやすいのが、靴とキッチン用品なのです。

これと同じく、
● 食器棚
● クローゼット
● 押し入れの上部
などに入れてある物は、「いる」「いらない」を割とスムーズに判断できる場合が多いでしょう。

 

ポイント3.無理に処分しなくてもよい

終活における生前整理では、「とにかく物を減らさなくては!」と考える人がいます。しかし、無理に処分すると後悔する可能性があるため、注意しなければいけません。

中でも注意が必要なのは、
● 思い出の品
● 古い本、レコード、おもちゃ
● 思い入れが強い物
などです。

これらを手放してしまうと、もう二度と手に入らない可能性があります。

あくまでも、終活は今後の人生を豊かに過ごすための活動です。これまで大切にしてきたものは、手放すべきかどうかを慎重に判断しましょう。

 

ポイント4.整理するのは「物」だけではない

終活で整理や断捨離をするのは、物だけではありません。

人間関係や銀行口座、自分自身の気持ちなどを整理するのも、終活の一環です。

たとえば、電話帳に入っている人へ片っ端から連絡をしてみると、電話番号やメールアドレスが変わっていて連絡の取れない人もいれば、返信をしてこない人もいることでしょう。

また、何かしらの理由があって「連絡を取りたくない」と思う人や、「今後も自分から連絡をすることはない」と思う人が電話帳の中に入っている場合もあるのでは?

これらに当てはまる相手を電話帳から削除するのも、終活における断捨離の1つです。

反対に「いつか連絡しよう」と思っていた相手に連絡をすることで、もう一度つながりを持てる可能性があります。「何年も連絡を取っていないあの人は元気にしているだろうか?」と思う相手がいる人は、ぜひ連絡をしてみてください。

また、使っていない銀行口座を解約して預金を1つにまとめておいたり、何かあったときのために家族名義の口座へ少しお金を移しておいたりするのも、大切な生前整理の1つです。

銀行口座の整理術①|銀行口座を整理するメリット、残しておきたい3つの銀行口座 銀行口座の整理術②|銀行口座の具体的な整理方法、整理する際に注意したいこと

さらに、自分自身の気持ちについても断捨離を行いましょう。

これまでの人生で後悔していることや解消できずに困っている気持ちがある人は、そういった負の感情を手放すためにも、一度しっかりと向き合ってみるのがオススメです。ひとりで解消できない気持ちについては、心理カウンセリングを受けることで解消できるかもしれません。

これからの人生をより楽しく前向きに生きるためにも、ぜひさまざまな視点から生前整理を進めてくださいね。

 

ポイント5.悪質な不用品回収業者に要注意

終活で不要品を処分する際は、悪質な不用品回収業者に注意が必要です。

悪質な業者の手口としては、無料で引き取ってくれると言っていたのに高額な金額を請求された事例があります。また、処分をお願いした荷物が業者によって不法投棄され、後日その荷物から持ち主を特定した警察から連絡が来たといった驚くべき事例もあるようです。

事前に見積もりをお願いするのはもちろんのこと、高齢者が相手だからと理不尽な対応をされないよう、家族に立ち会ってもらうのもよいでしょう。

終活中の高齢者を狙う悪質な不用品回収業者は少なくありませんので、くれぐれも用心してくださいね。

 

まとめ

今日は、終活における生前整理と断捨離のポイントを5つ紹介しました。

終活の第一歩ともいえる生前整理は、不要なものを手放すだけでなく、大切なものを再確認するという意味でも重要な手順です。無理のない範囲で少しずつ進めましょう。