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ペット終活|ペット用エンディングノートの書き方、もしもに備えた次の飼い主探しの方法

ペット用のエンディングノートは、今の飼い主さんが入院・施設入居などでペットが飼えなくなってしまった時やペットより先に飼い主さんが亡くなった時に役立つノートです。食事や散歩など日常生活のことから既往歴・持病・投薬といった医療情報を記入し、次の飼い主さんに情報を伝えることができます。

今日は、ペット用のエンディングノートの書き方、飼い主さんのもしもに備えて次の飼い主さんを探す方法をご紹介します。

 

1.ペット用のエンディングノートの書き方

ペット用のエンディングノートは、次の飼い主さんのもとでもペットが幸せに暮らせるようにするためのバトンのようなものです。エサのことや散歩のことなど、心地よく生活するための日常のことを一番よく理解しているのは今の飼い主さんです。次の飼い主さんに伝わるようにきちんと書き記しておきましょう。

 

ペット用エンディングノートの書き方

エンディングノートに使用するノートは、専用のエンディングノートのほか大学ノートやお手持ちのノートに自分で項目を記入して書いても構いません。インターネットでノートの中身を無料ダウンロードできるサイトもあるので、印刷して使ってもよいでしょう。

記入内容に難しいものはないと思いますが、記入量が多いので一度に書こうと思わず何日かに分けて書くとよいでしょう。もちろん、一度に仕上げても構いません。

 

ペット用エンディングノートに記入する内容

<基本データ>

・名前

・種別(例:犬、猫)

・種類(例:チワワ、スコティッシュ・フォールド)

・性別

・生年月日

・毛の色

・体長、体重

・避妊、去勢手術の有無

・マイクロチップの有無、番号

・血統書の有無、登録番号

 

<医療>

・持病

・既往歴

・現在、治療中の病気

・投薬中の薬、投薬方法

・アレルギーの有無

・予防接種の記録(どの病気の予防接種か、接種した年月日)

・サプリメントの有無、種類

・かかりつけ病院の情報(病院名、住所、電話番号)

・ペット医療保険の加入の有無、加入先

 

<食事>

・いつも食べている食事内容(購入品の場合は商品名も)

・1回の食事量

・1日の食事回数、与える時間

・食事の作り方

・おやつの内容、1回の量、1日の回数、与える時間

・好きな食べ物

・与えてはいけない食べ物(その動物にとって与えてはいけないもの、体質の事情によって与えてはいけないもの、の両方を書く)

 

<生活習慣>

・トイレ(ペットシーツや猫砂の商品名)

・散歩(コース、1日の回数、所要時間)

・睡眠(寝ている時間帯)

・入浴(頻度)

・トリミング(頻度、お願いしている美容室名、住所)

・必要なケア

・好きな遊び、おもちゃ

・嫌いなこと、苦手なこと

・くせ

 

年に1回、見直す機会を持ちましょう

エンディングノートは1度書いたらおしまい、というものではありません。1年経てば食事の量や病気の経過、それに伴う投薬中の薬などは変化します。変化があった時に書き直すことができれば、常に最新の情報が維持され良い状態と言えます。しかし、最初のうちはできていても続けるのはなかなか難しいものです。

 

そこで、年に1回ノートを見直す機会を持ちましょう。ペットの誕生日や自分の誕生日など、覚えておきやすいイベントの時にセットで行うと忘れにくいと思います。

 

 

2.飼い主さんのもしもに備えて~次の飼い主さんを探す方法~

飼い主の長期入院や施設入居でペットを飼い続けることが難しくなった場合や亡くなってしまった場合に備えて、次の飼い主さんを探しておくと安心です。もしも、次の飼い主さんが見つかったらペットのエンディングノートの存在も伝えておきましょう。ペットが幸せに暮らすためのバトンであり、飼育のヒントが詰まった大事なノートです。

 

次の飼い主さんを探す方法

①家族・友人・知人で飼ってくれる人を探す

飼い主さんが知っている方(家族・友人・知人など)の中から次の飼い主さんを探す方法です。動物アレルギーや住宅の問題(賃貸住宅はペット禁止が多いです)もあり、すんなりと見つからないこともあります。しかし、その方の人柄を知った上でお願いできるので、ペットを大切に育ててもらえる安心感が強いという点がこの方法の良いところです。

 

②NPO法人・ボランティア団体に相談する

ペットの里親(=次の飼い主さん)探しを行っているNPO法人・ボランティア団体があります。自分で探すよりも大規模に里親を募集しているので次の飼い主さんを見つけることができるかもしれません。また、団体にペットを引き取ってもらい飼育をお願いできる場合もあります。

 

③老犬老猫ホーム

高齢の犬・猫の介護対応型施設です。3ヶ月や6ヶ月といった期間限定での預かりもできますが、終身の預かりも可能です。病気や介護もしてくれるので安心ですが、終身の場合は費用が100万~となるのでお金の準備が必要です。

 

 

まとめ

今日は、ペット用のエンディングノートの書き方、飼い主さんのもしもに備えて次の飼い主さんを探す方法をお伝えしました。

飼い主さんがまだ若いからと言って絶対に万が一のことが起こらないとは限りません。自分に何かあった時でも残されたペットが幸せに生きていくことができるようノートを準備しておきましょう。

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